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    松橋農場 農業理念



    【自然と動植物とヒトに喜びを与える農業の現実】


    《私たちは大量生産・大量消費の社会からお別れします》

    ※2020コロナショックで松橋農場も、子供達の世代の先の事を考え、リブランディングすることにいたしました。


    未知のウィルスの出現により、様々な事が世界規模で大変革した2020。

    この年に私たちは、今後どの様に農家として社会に責任を果たすべきかをすべて見直し、農業理念から再建する事にいたしました。

    これまでは、収量と収入の向上を目的とした、持続可能な土づくりや牛づくりをベースに生産を続けて参りました。

    ですが、地球全体での気候変動や、パンデミック。そして戦争などで、世界情勢が大きく揺れた時、我々の農業生産が、いかに持続可能性を欠いてしまうかを私達はとても痛感いたしました。


    たとえば、、、
    ○緊急事態宣言の発令が連続し、大量に売れ残る牛肉。
    ○大きな国が戦争すると、輸入頼みの肥料や農業資材は、簡単にこの国からは消えるという現実。
    ○円安になると、農業コストは簡単に倍になった真実。



    こんな農業に自給力を持たない状態で、日本がこの先、万が一の大きな災害や戦争に巻き込まれてしまったら、また同じ問題に頭を抱えてしまう事は、火を見るより明らかです。

    では、どうしたら良いか?


    私たちの答えはとてもシンプルでした。


    【人のために、何があっても生産出来る農家としての自立を目指します】


    大量生産と大量消費を今すぐ辞め、私たちは、種や肥料や水などのエネルギーを農場で完全に自給自足する事を目指します。そして、自然と動植物を尊重した優しい生産方法を確立し、真に安心安全で高品質な食べ物をお客様に提供し続けます

    理想はすごくハードルが高いが、実際に食べ物を買ってくれる人が必要です。


    そこで2年がかりでやっと仕組みを作る事が出来ました。


    【農家の備蓄プロジェクト】

    生命保険や火災保険などの保険は、万が一に備えた対策のひとつであります。
    が、一方で世の中で食べ物に関して、そんな保険やサービスは全くありませんでした。

    そして私は考えました。
    「人にも喜びを与える農業とは、食べ物が無くて本当に困った時にこそ、その人に真の喜びを与えられるはずだ」と。

    なんでもスーパーで買い物が出来る、当たり前がもし壊れたり、お金があっても買えない。という万が一に農家としてその人たちの為に備えて差し上げる。
    大規模生産が出来る私たちの様な農家がその仕組みをつくれば、きっとみんな喜んでくれるのではないか!

    そんな想いで立ち上げたプロジェクトが、この農家の備蓄プロジェクトであります。

    何のための誰のための農家か?
    「食べ物が困ることがない事を望む全ての人達の為の農家でありたい」

    責任は重大です。
    だからこそのやりがいなのです。

    せっかく生まれてきた自分の命の使い方を、40歳になってはっきりと意思決定をした2023年を、私は一生忘れない。
     

    株式会社 松橋農場
    代表取締役 松橋泰尋

            
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